- 北海道インターン体験レポ②【当日編】
- 2019.01.16
- 開催レポート
前回につづき、「音響と照明にこだわったオーダーメイドホテルウエディング」インターンシップ体験その2【当日編】をお送りします。
◆いよいよ当日の朝がきました!
当日は7時半に会場のロビーで集合、挨拶をして顔合わせをして、まずは搬入のサポートを。今回は、ホテルの中でも1000名が収容できる天井高4.8mのメインバンケットが会場でした。早朝にも関わらず、既に、照明器具の取り付けや、スクリーンの設置、テクニカルチームのセッティングが始まっています。
・・・迫力です。
会場でまず目に入るのが、天井高ギリギリの高さの大型のスクリーン。これは会場前方の左右両サイドに設営されていて、会場の様子をスクリーンにリアルタイムで映し出す、同時中継にも使われていました。
そしてこの結婚式のシンボルである「ランウエイ」が、会場中央前方に。T字型に設置されたランウエイは、長さ12メートル、横7メートルあり、フローリストさんによって装飾も始まっていました。
ちなみにこの日貸して貰ったインカム、いつも付けているものに比べて、すごく重かったです。それもそのはず、ホテルの広い敷地のため2キロ先まで届くインカムを特別にレンタルをしたそうです。
そんなインカムを付けて、プランナーチームも、装飾チームと共にコーディネートの作成をサポートします。テーブルランナーのジョーゼットをセッティングしたり、フォトパネルを組み立てたり。
手作りペーパーアイテムを、デコレーションしたり・・・
セッティングが完了すると、息つく暇もなく、リハーサルがスタートしました。今回は映像や音響、司会者さん、バンケットキャプテンなどとの、連携とタイミング合わせが必須(きも)の演出があるため、本番までのほんの短い時間で、確認を繰り返しながら、タイミングと内容を、それぞれの役割の皆さんで確認をしていきます。
このリハーサル、緊張感、半端なかったです・・・笑。
◆本番スタート!
今回は、音響と照明にこだわったランウエィのある結婚式。
ランウエイとは、ファッションショーなどで、モデルさんが歩く細長い舞台のこと。新婦さんは関東でモデルをされていて、結婚式のなかで日頃お世話になっている美容師さんと新郎さんと共に、ヘアショーと早着替えを含むファッションショーをすることが夢だったそうです。
実際のお写真をお見せできないのが、とても残念ですが、、、
2度目のお色直しで、ブルーのアンティークな雰囲気のドレスで登場した新婦さん。普段モデルをされている際の様子をまとめたVTRに続いて、ランウエイ上でスポットライトに照らされている中で美容師さんがヘアアレンジをして印象をがらりと変えました。ついで新郎さんがヘアアレンジをされている一瞬の間に舞台裏に回った新婦さんは、ブルーからアイボリーのウエディングドレスに早着替えして、会場後方から再び登場してランウエィに向かって真っすぐに歩いてくる姿は、鳥肌ものでした。
まさに、ホテルのスケール感を生かして音響と照明で世界観を作りあげ、新郎新婦さんと共にひとつの舞台を作り上げている時間でした。
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また、この結婚式のテーマは
「Reason -理由-」です。
なぜこのようなショーを結婚式の場で皆さんに見て貰おうと思ったのか、新婦さんの気持ちを綴ったコメントが、ヘアショーの後にエンドロールの様に映像で流されました。ただ単純にショーをするのではなく、その「理由」が、ゲストの皆さまにもしっかり伝わって、より意味深い時間となっていたのが印象的でした。
プランナーとしても、新郎新婦さんの夢や希望を叶えるだけではなく、その意味を考えて吟味し、お越しいただくゲストに伝えることの大切さを考えさせられた瞬間でした。
そして実はこの結婚式、メインテーブルはもちろん、椅子やソファなどの、いわゆる“メイン席”というものは全くありませんでした。
歓談中は、おふたりからゲストへ挨拶に回る形式で。ゲストの皆さまとできるだけ近い距離でお話をしたいという希望も叶えていて、メイン席って無くても良いんだな笑、とまだまだ自分が固定概念に囚われているなぁと感じました。
◆無事にお開きのあとは、、、楽しい時間
しっかり頭をフル回転したあとは、すすきので打ち上げ!
今日の結婚式についてや、北海道の結婚式についてなど、ウエディングの話に花が咲きました。そしてこのお店、生肉風のお肉が美味!地元人しか知らないお店で美味しいご飯と、北海道の地ビール、楽しい時間を過ごしましたー。
また会えたらいいなぁ。
◆おまけのおまけ
個人的に密かな野望だった、念願のうに丼!
最後にしっかり頂き、帰路につきました!!
ここまで、長い長いレポートにお付き合いいただき、ありがとうございました。
行くまでは、遠いし、前後の仕事の都合上、強行スケジュールになるし。。。と参加するか迷っていた部分も正直かなりありました。決めたのは開催の4日前です。
でも、今は行って本当によかったと思いますし想像以上に得られたものも大きかったです。インターンシップ体験の目的、”明日からの頑張ろうと思う活力”をしっかり貰って帰ってくることができた2日間の旅でした!